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気負わない鉄道ブログ。関西が中心。旧:みんちかブログ&トラックバックセンター。


阪急8000系車のトップナンバー編成 8000F を初めて見たのは、平成元年(1989年)1月、まだ地上駅だった宝塚駅でだ (同車の営業開始は、昭和64年(1989年)元日)。

昭和生まれで、平成育ち。私と同じ。



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京阪本線と京都市電との平面交差(ダイヤモンドクロッシング)。1970年廃止。
宇都宮 浄人 : 地域再生の戦略――「交通まちづくり」というアプローチ (筑摩書房, 2015〈底本は、ちくま新書(2015)〉) 位置No. 1376/2120.

鉄道のマニュアル[:国土交通省の便益計算のマニュアル]では、二〇一二年の改訂で、従来みられなかった「存在効果」という観点も登場した。これは鉄道の存在そのものに価値があるという考え方で、具体的には、いつでも利用できる安心感としての「オプション効果」、周りの人が利用できる安心感としての「代位効果」、後世によい移動環境を残せるという安心感としての「遺贈効果」、地域のイメージ向上という「イメージアップ効果」、駅空間の改善、新車両の導入によって向上した景観を見ることができる「間接利用効果」が列挙されている。

交通は、人と人との掛け算、すなわち情報の掛け算を引き起こす知的な仕組みである。また、交通なしに、社会参加は凡そできない。交通は、社会を知的・活発にしている。

したがって、交通のエヴァンジェリスト(伝道者)は、社会を知的・活発にする。エヴァンジェリストによって、交通は注目され、交通利用者は増え、それは政治的にも経済的にも交通インフラ充実に寄与する。

その中でも、鉄道(鉄軌道系)のエヴァンジェリストの影響は大きい。

なぜならば、1つには、鉄道は公共交通機関であり、誰でも利用できるからである。また、お酒を飲んでいても利用できる。これは、酒席がもつ、人と人との掛け算の絶大な能力を考えるに、その偉大さが分かるだろう。

2つには、鉄道の大量輸送性がある。鉄道による輸送は、密度が高い。よって、鉄道の輸送比率が増えれば、その他の交通、例えば道路交通が少なくなり、道路は空き、渋滞はなくなり、交通全体の効率が向上するのである。

初出:
Facebook 2017/ 1/30